「毛穴を小さくしたい」「肌のハリを取り戻したい」──そんな悩みを抱える方に人気の美容医療が リジュラン と ポテンツァ です。どちらも肌再生を促す代表的な治療ですが、仕組みや効果、ダウンタイム、費用などは大きく異なります。本記事では両者を徹底比較し、どんな人に向いているのかを解説します。
リジュランとは?
リジュランは「PN(ポリヌクレオチド)」というサケ由来の成分を注入する治療です。細胞修復や抗炎症作用に優れ、肌そのものを再生させる働きがあります。韓国では「サーモン注射」とも呼ばれ、エイジングケアやダメージ肌改善に広く用いられています。
手打ちと機械打ちの違い
- 手打ち:医師が細かく打ち分けられるため、凹凸のある部位や目元など繊細な部分に適しています。ダウンタイムが出やすい一方で、効果が実感しやすいケースも。
- 機械打ち:均一に広範囲へ注入でき、施術時間が短いのが特徴。痛みが少なく、ダウンタイムも比較的軽いとされています。
ポテンツァとは?
ポテンツァはマイクロニードルRF(高周波)を用いた施術です。細い針を皮膚に刺し、同時に高周波を流すことでコラーゲン生成を強力に促進。さらにドラッグデリバリーシステムを利用して、薬剤(ボトックス、幹細胞エクソソーム、美白成分など)を同時に導入できます。
施術の特徴
- 針の深さやエネルギーを調整可能:毛穴・ニキビ跡・小ジワなど症状に合わせたアプローチが可能。
- 薬剤のカスタマイズ性:毛穴にはボトックス、赤みや炎症にはステロイド、美白にはトラネキサム酸など、複数組み合わせられる。
効果の違い
リジュラン:肌質改善・キメの回復・小ジワ改善・自然なツヤ。特に「老化による毛穴の開き」に効果的です。
ポテンツァ:毛穴縮小・ニキビ跡改善・赤みの軽減・タイトニング。深い毛穴や肌の凹凸改善に適しています。
回数目安と効果持続
- リジュラン:2〜4週間おきに3〜4回、その後は年に1〜2回のメンテナンス。
- ポテンツァ:1〜1.5か月おきに3〜5回、効果維持には半年〜1年に1回。
費用相場(韓国 vs 日本)
| 施術名 | 韓国 | 日本 |
|---|---|---|
| リジュラン(1回) | 約15,000〜30,000円 | 約35,000〜60,000円 |
| ポテンツァ(1回) | 約20,000〜40,000円 | 約60,000〜100,000円 |
韓国は施術数が多く競争が激しいため、日本より半額近い価格で受けられるケースが一般的です。
ダウンタイムと副作用
リジュラン:注入部位の赤み・膨疹が2〜3日。内出血はまれに1週間ほど。
ポテンツァ:赤み・ヒリつきが2〜3日、点状出血が出ることも。翌日からメイク可能なことが多い。
併用の可能性
最近では「リジュラン+ポテンツァ」を組み合わせるケースもあります。ポテンツァで針孔を作り、リジュランを導入することで相乗効果が期待できます。ただし痛みやダウンタイムが増えるため、肌状態やスケジュールに応じた判断が必要です。
施術後のホームケア
- 保湿を徹底(セラミドやヒアルロン酸配合化粧品)
- 紫外線対策は必須(施術直後は日焼け止めより帽子・日傘が安心)
- ビタミンCやレチノールなど刺激のある成分は1週間程度控える
まとめ
リジュランは「肌そのものの回復」を目指す治療、ポテンツァは「毛穴・凹凸を物理的に改善」する治療と言えます。
費用・ダウンタイム・目的を考えて、自分に合った治療を選ぶのがポイントです。
よくある質問(FAQ)
- Q. 1回でも効果はありますか?
- A. 両施術とも1回でも効果を感じる方はいますが、持続や定着のためには複数回がおすすめです。
- Q. 痛みは強いですか?
- A. リジュランはチクチク感、ポテンツァは熱感を伴います。表面麻酔で大幅に軽減できます。
- Q. 学生でも受けられますか?
- A. 18歳以上であれば可能ですが、肌状態によっては別施術をすすめられる場合もあります。
